トップ > ツーリングレポート > 2016年 > 2016年 番外編 信州ツーリング ■2016年10月7日(金)〜10月11日(火) 信州ツーリング 作成者:シャーミン 昨年の2度目の富士山キャンプツーリングから早1年が過ぎ、今年も盆過ぎ頃から本州へのキャンプツーリングを 計画していました。 富士山はもう2回行ったし、まだ見ぬ未開の地はどこだろうとツーリングマップルを眺める毎日。 紀伊半島一周は確かにしたことはないが、う〜ん!という感じ。 高校生の時に修学旅行で行った黒部ダムにもう一度行ってみたかったがバイクで行けない。 そう言えば、ある方から「ビーナスライン」は九州には無い景色で最高だよっと聞いたことを思い出し、色々調べてみると確かに良さげな感じです。 よし、信州に決定! ビーナスラインを基軸に行きたいところをピックアップ。 その周辺のキャンプ場を検索すると、シーズンなのか意外と高い! どうしようか悩んでいた時に、久しぶりにRyube大阪のHPを覗いてみた。 すると偶然にも私が計画している日にビーナスラインを中心とした信州にお泊りツーリングを計画しているではありませんか! すぐさま大阪の代表ミミオさんに連絡を取り、参加させていただくようになりました。 大阪の皆さんとご一緒ということで今回はキャンプツーリングは諦めて、民泊&ビジネスホテル泊とすることにしました。 10月7日(金) 午前の仕事を終え、午後から半休を取って猛ダッシュで帰宅。 前日に荷造りしていたので時間に余裕を持って14時半に出発。 途中、古賀SAに寄り九州のお土産を購入。 16時過ぎには新門司港に到着。 17時出航のフェリーに乗って今回も長旅の始まりです! フェリーの中で北九州ナンバーのCB1100乗りのおじさんとバイク談義で盛り上がり(もちろん知らない人)23時頃まで飲んでました。 10月8日(土) 4時起床。シャワーを浴びてから無料サービスの朝食をとり、5時半に大阪南港に着岸。 まだ薄ら暗いですが、阪神高速に乗り、大阪を抜けて京滋バイパスで京都に入り滋賀から岐阜へ。 滋賀の彦根あたりから天気が怪しくなり、岐阜に入ったあたりでポツポツと降り出しました。 急いで養老SAにピットイン。 もうすでにこの地点で150キロ近く走行していたので休憩と給油を兼ねて合羽を着込みます。 しばしの休憩後出発しようとしましたが、すでに雨は止んでいました。しかしいつ降られるかわからないような空模様だったので、合羽を着用したまま出発。 愛知県の小牧JCTから中央道にスイッチ。大阪の皆さんと待ち合わせ 場所の長野県諏訪IC出口付近のコンビニに約束の9時半には到底間に合いそうにないので、長野県の神坂PAにピットイン。 やはり間に合わないとのメールを入れましたが、帰ってきたメールはまだ誰も到着していない、それどころか大阪の先発隊には60キロ位近くまで迫っているとのこと。 ここでもPAにピットインと同時に雨が降り出しましたが、休憩後にはまた雨は止んでいました。 それどころか進んでいく先は晴れ間が出ています。 諏訪湖を横目に諏訪ICにて高速を降り、集合場所のコンビニへ到着。 約束の時間を50分過ぎていましたが、もしかしたら待っててくれてるかも!と微かな望みを抱きましたが、さすがにバイクは1台も停まってません。 メールを確認してみると、皆さん結構雨に見舞われたらしく寒かったとのことで15分ほど走った「片倉館」という諏訪湖の湖畔の有名な温泉に行かれていました。 結局ここまで私はほとんど降られずじまいでした。 温泉から上がってきた幹事のルーキーさんと奥様のくるりんさん、大阪代表のミミオさん、renさんに挨拶し、ご一緒に食事をしました。 片倉館を出発し、目指すは今回の目的地のビーナスラインです。 諏訪市内からどんどん標高を上げていきます。どんどん上がっていくに従ってまた天気が微妙に・・・最初の休憩地の「霧の駅霧ヶ峰」に到着したときは霧で周りがかすかにしか見えませんでした。名前通りのところ? ここから更に標高を上げていく行程でしたが、霧のためあえなく断念! 上ってきた道を引き返すハメになりました。が、諏訪市内に下るとまさかの良い天気。 山の上だけ降ってたんですね〜! コンビニ休憩で協議の結果、今日はもう宿泊先に行こうということになり、岡谷ICより高速で宿泊先の安曇野へ向かいました。 今回の宿泊先はルーキーさんの奥様のご実家の離れを貸切させていただくこととなりお世話になりました。 15時半くらいには到着し、とりあえずの乾杯!みるみるうちにビールが消費されていきました。 途中夕食に近所の定食屋さんへ食事に行き、帰りにコンビニで追加の買い出しを行い、日付が変わる頃まで飲み明かしました。 10月9日(日) 朝6:00に目覚ましが鳴るが二度寝(笑) 皆さん、昨晩は結構飲みましたのでなかなか起きません。 窓の外はまだ雨の音が聞こえますのでゆっくりとすることにします。 8時ころからrenさんが朝食を作ってくれ、テレビを見ながら今日の計画を練ります。 天気予報では10時過ぎから雨は上がるだろうということで身支度をしながら雨が上がるのを待ちます。 天気予報のとおりに10時半ころには雨も上がり、記念撮影をしていざ出発! 今日の行程は安曇野ICから長野自動車道に乗り信州中野ICで降り、日本の国道最高地点である渋峠を目指すという、距離としてはあまりありませんが、標高差が結構あるコースです。 安曇野ICから高速に乗り松代PAにて昼食休憩。 ここで実は朝からルーキーさんのバイクのヘッドライトが点灯していないということで、ルーキーさんは高速を降り長野市内のレッドバロンに緊急修理にお一人で向かわれました。 私たち残りの4名は信州中野ICで降り、R292をどんどん標高を上げていきます。 が昨日のデジャブなのか、昨日以上に霧が深い!2台前はもはや見えないという状況でした。 しかもトロトロ走るバスがなかなか譲ってくれません。 やっとの思いで渋峠(長野と群馬の県境)に到着。 ここが日本国道最古地点2172mの地点です。 この渋峠がとにかく寒いのなんのって、手がかじかんで風がものすごく冷たい。 なんと気温は5℃とのことです。10月の初旬ということで正直舐めてました! 修理が終わって後追いしてくるルーキーさんを待ってる間、横手山ドライブインの中の暖炉の前でホットコーヒーを飲みちょっとだけ生き返りました! その後ルーキーさんも無事に合流され、本当は草津方面に下って行きたかったのですが、朝遅くの出発ということもあり時間の都合上、来た道を戻ります。 すっかり冷え上がってしまいましたのでミミオさん、renさんオススメの山田温泉に寄って温まっていくことになりました。 とても風情のあるいい温泉でした。 けっこう熱かったのでゆっくりと浸かれませんでしたが(笑) ここから大阪組のみなさんは二日目から参加のケロリンさんとの待ち合わせのため、須坂長野ICより昨日の宿泊先である安曇野のくるりんさんのご実家へ向かわれます。 私はせっかく長野まで来たので善光寺を見学して帰るという目的のために、IC手前で皆さんとお別れしました。 あまり天気も良くなく長いこと一緒に走ることはできませんでしたがとても楽しく、思い出に残るツーリングとなりました。 皆さんお世話になりました。ありがとうございました。 大阪の皆さんと別れ、長野市内の善光寺近くにあるビジネスホテルにチェックイン。 とても寂れた安いホテルですが交通の便が良かったので決めました。 チェックイン後、歩いて善光寺へと向かいました。が、17時半前なのに真っ暗だし門前町もほとんどのお店が閉まっています。 善光寺はライトアップはされてましたが人通りもまばらで、聞けば、朝早くから空いてるので朝早く来た方がよいとのことなので、諦めて夕食を買い込んでホテルへ戻り、ビールを飲みながらすぐに夢の世界へと落ちていきました。 10月10日(月) 5:00起床。 昨日は早々に寝てしまったため目が覚めたので、早朝の善光寺に散歩に向かいました。 まだ外は暗かったのですが早朝にも関わらず結構人がいます。 観光客半分、地元の人半分ってとこでしょうか? 外も徐々に明るくなり昨日暗くてよく撮れなかった写真を撮り、善光寺に来たからには絶対に行かないといけないという「お戒壇めぐり」に向かいます。 善光寺の地下にあり、真っ暗闇の中を右回りに45m進みます。 途中、本尊のちょうど真下に「極楽の錠前」という扉があり、錠前に触れることで来世の極楽浄土が約束されるという意味があるそうです。 これで私も来世の極楽浄土が約束されました(笑) 6時半にホテルへ戻り、身支度をして出発します。 長野市内を抜け、長野ICへ。 途中、川中島の古戦場跡があったので立ち寄り記念撮影。 長野ICより高速に乗り、更埴JCTより上信越自動車道を走り、上田菅平ICにて下車。 今年の大河ドラマの真田幸村ゆかりの上田城址に向かいます。 上田城址を30分ほど見学した後、初日に霧で断念したビーナスラインを目指します。 上田側からの荒れたワインディング道を標高を上げていき、美ヶ原高原美術館に到着しました。 少し変わったオブジェなどがある美術館みたいで、晴れていると、ここから見える景色は最高とのことです。 上っている途中はまたまた霧が立ち込めてきていましたが、徐々に霧が晴れ晴天になりました。 駐車場には多くのライダーが止まっており、さながら九州で言う大観峰みたいな位置づけの場所ではないでしょうか? 駐車場の空いたスペースを見つけ停車すると、向こうの方でこちらに向かって手を振る人がいます! 大阪組のルーキーさん御夫妻とミミオさんではありませんか!奇跡の感動再会です。 前日にビーナスラインを走ることをお伝えしていましたが、私のフェリーの時間を逆算すると、この時間では絶対に会うことはできないだろう!と思われていたそうです。 せっかく再会したので4人で隊列を組んでビーナスラインを初日の「霧の駅霧ヶ峰」を目指して走ります。 しばらく走行しているとアクシデント発生!下り道で道路工事のため片側通行になっており、工事用信号で止まっていました。 私たちの先頭には車が1台、その後ろにはバイクが2台。その後ろにルーキーさん、くるりんさん、私、ミミオさんと続いていました。 信号が変わり前に続き発車すると、先頭の車が急ブレーキ! 赤信号なのに車が突っ込んできます!車も前の2台のバイクもギリギリでストップ。 隊列の先頭を走っていたルーキーさんも追突せずにギリギリで止まりましたが、下り道であったこととリアには大きなツーリングバックを積んでいたためバランスを崩し、立ちゴケのような形で転倒! 後ろを走っていた奥様のくるりんさんもバランスを崩し同じような形で転倒。 突っ込んできた車は何事もなかったように走って逃げて行きました。 ルーキーさんのCBR1000はツーリングバックがクッションとなりほぼ無傷でしたが、くるりんさんのF800はカウルに傷が残ってしまいました。 怒りは収まりませんでしたが、大事には至らず怪我もなかったので何よりでした。 気を取り直し、ビーナスラインを気持ちよく疾走し、霧の駅霧ヶ峰に向かいます。 なかなか九州では見れないような景色にとても感動!霧の駅霧ヶ峰で最後の記念撮影をして、大阪の皆さんと今度こそ本当のお別れです。 大阪の皆さんにお見送りしていただき、初日に上がってきた道をどんどん下って行き諏訪ICより高速に乗ります。 時間的に結構押していたので中央道を休憩なしで走り、小牧JCTから東名高速にスイッチして、養老SAにて給油休憩。 休憩なしのノンストップで来たため、時間に余裕ができたので名古屋名物きしめんを食べ、再出発。 行きと同じく、京滋バイパス、第2京阪、阪神高速を乗り継ぎ、途中コンビニで夕食とビールを買い込み、16:15に無事大阪南港FTに到着しました。 休憩が少なかったためか、かなりの疲労もあり今日も早々に落ちてしまいました。 10月11日(火) 4:30起床。 定刻通りフェリーは5:30に新門司港に着岸。 小倉東ICより高速に乗り、福岡ICから都市高速を乗り継ぎ、姪浜で下車。 6:50に無事自宅に着弾しました。 5日間の走行距離1,362km。 シャワーを浴び、着替えた後いつも通り仕事に向かいました、さすがにきつかった! 最後に、今回は同じRyubeといえど、快く向かい入れてくださった大阪のミミオさん、ルーキーさん御夫妻、renさん、本当にありがとうございました。 やっぱり一人で走るより仲間と走るほうが楽しいということを改めて感じましたし、バイクに乗るという共通の趣味は色々な出会いをもたらしてくれるんだなあと思いました。 バイクに乗ってて良かった。 これからもバイクに乗ってで色々な出会いを探しに、未開の地の開拓を心に決めました。 来年はどこに行こうかな? トップ > ツーリングレポート > 2016年 > 2016年 番外編 信州ツーリング |
始まりは? - RYUBEの由来は? - どんなクラブ? - メンバーの紹介 ツーリングレポート - RYUBEの関連HP 入会希望の方 - その他問い合わせ TOURING CLUB RYUBE |